科目名: 風景デザイン特論
担当者: 山下 三平
対象学年 | 1年 | クラス | [001] |
講義室 | 開講学期 | 前期 | |
曜日・時限 | 水4 | 単位区分 | 選択 |
授業形態 | 一般講義 | 単位数 | 2 |
準備事項 | |
備考 |
講義の目的・ねらい(講義概要) | 本特論ではユネスコや我が国の改訂文化財保護法の概念でもある「文化的景観」を扱う。文化的景観は、必ずしも美的景観ではなく、人の生業と自然との相互作用の結果生み出され、特定の地域の文化を象徴するものである。自然の保護と社会の持続的発展が強調されるいま、このテーマはもっとも重要なデザイン課題のひとつと言えよう。本講義では各回に、これまでに世界遺産としてユネスコによって認定されたアジアの文化的景観を議論する。 |
講義内容・演習方法(講義企画) | "1. ゴブスタンの岩絵の文化的景観 アゼルバイジャン 2. バーミヤン渓谷の文化的景観と古代遺跡群 アフガニスタン 3. ネゲヴ砂漠の香の道と都市群 イスラエル 4. バムとその文化的景観 イラン 5. ビンベットカの岩陰遺跡群 インド 6. 乳香の土地 オマーン 7. タムガリの考古的景観にある岩絵群 カザフスタン 8. 紀伊山地の霊場と参詣道 日本 9. 石見銀山遺跡とその文化的景観 日本 10. フィリピン・コルディリェーラの棚田群 フィリピン 11. オルホン渓谷の文化的景観 モンゴル 12. チャンパサック県の文化的景観にあるワット・プーと関連古代遺産群 ラオス 13. カディーシャ渓谷と神の杉の森 レバノン" |
評価方法・評価基準 | レポート(50%)とプレゼンテーション(50%)により評価。評点(100点満点)の60点以上を合格とし、60?69点を可、70?79点を良、80点以上を優とする。 |
履修の条件(受講上の注意) | |
教科書 | プリント |
参考文献 | イーフー・トゥアン著、小野有五・阿部 一 共訳:トポファリア:人間と環境、せりか書房、1992. |
特記事項(その他) |

